2025/2/12

「GHOVC Fund I 投資事業有限責任組合」へのLP出資を決定

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東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:植田 浩輔、以下、東大IPC)が運営する大学発スタートアップ等促進ファンド投資事業有限責任組合(Academic Startup Acceleration、以下、ASAファンド)は、株式会社Global Hands-On VC(本社:東京都渋谷区、Founder / Managing Partner 安永 謙)が運営する「GHOVC Fund I 投資事業有限責任組合」(以下、GHOVC Fund I)に対して、LP出資を実施しました。

 

 

技術系スタートアップの海外進出をハンズオンで支援

 

日本のディープテックスタートアップが持つ潜在能力を最大限に引き出し、事業成長を加速させるためには、海外を視野に入れた事業開発をしていく必要がありますが、海外市場への進出には多くの課題が伴うのも事実です。GHOVCは、多国籍かつ多様な経歴を持つチームによって、日本の技術系スタートアップの海外進出をハンズオンで支援するベンチャーキャピタルです。海外での起業・経営経験者、スタートアップのグローバル展開を実現してきた支援者等のエキスパートが、起業家に寄り添いながら、海外市場での成長戦略の策定から、現地パートナーシップの構築、プロダクトのローカライズ、さらには資金調達やExit支援に至るまで、幅広いサポートを提供しています。

東大IPCは、日本のスタートアップエコシステムの課題のひとつであるグローバル展開において、同社のハンズオン支援等の取り組み、ナレッジが、大学発スタートアップへの投資支援を強化する東大IPCの目指す日本の大学発スタートアップ・エコシステム構築への寄与することにも大いに期待し、この度の出資を決定いたしました。

 

 

株式会社Global Hands-On VC  安永謙様 コメント

 

この度、東大IPC様からLP出資を頂戴したことを大変光栄に思っています。グローバルに展開することができるスタートアップには、グローバルで競合優位に立てる高い技術が求められます。高い技術を持った日本の大学発スタートアップを、東大IPC様と手を携えてハンズオンで支援し、世界で活躍するユニコーンに育てる機会を楽しみにしています。

東大IPCは、GHOVC Fund IへのLP出資と、GHOVC社との協力関係を構築することで、日本の大学発スタートアップ及びそのエコシステムの更なる育成促進を目指してまいります。

 

 

日本の大学発スタートアップの創出拠点となり、エコシステム拡大を目指すASAファンド

 

ASAファンドは、日本の大学発スタートアップ・エコシステムの課題解決に取り組むとともに、産学官および海外との連携をさらに強化し、日本の大学発スタートアップ・エコシステムを海外トップレベルまで高め、世界に伍するユニコーンスタートアップの育成を通じて、世界における日本の産業競争力の強化に資することを目的としています。その具体的な運用として、大学を中心に豊富に存在している技術シーズを掘り起こし、事業化を支援し、グローバルに展開できるスタートアップを育成・支援するため、主として大学発スタートアップに投資・支援する大学VCファンド等に出資(ファンド・オブ・ファンズ)を展開しております。

 

株式会社Global Hands-On VCについて

概要          ベンチャーキャピタル・ファンドの運営・管理
設立          2020年9月
所在地       東京都渋谷区恵比寿1丁目19-19 恵比寿ビジネスタワー 12F

代表者      Founder / Managing Partner 安永 謙
URL         https://www.ghovc.com/ja

 

 

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大 IPC)について

 

東大IPCは、大学、企業、ベンチャーキャピタル、政府・自治体など幅広いステークホルダーと連携した、世界と肩を並べるスタートアップ創出やエコシステム構築を通じて、世界における日本の産業競争力の強化に資するべく活動を展開しています。

東京大学周辺で培われてきたベンチャー・エコシステムをさらに発展させるべく、東京大学100%出資の子会社として2016年に設立。官民ファンドとして2つのファンドを通じた国内外70社を超える大学関連のスタートアップおよび民間VCファンドへの投資と並行し、研究者技術シーズの事業化や客員起業家(EIR)起業を支援する「スタートアップ創造」、国内最大規模を誇るアカデミア機関共催のアクセラレータプログラム「1stRound」の運営、「DeepTech Dive」などの人材支援をはじめとするハンズオン支援を手がけています。ディープテックスタートアップの支援・育成に必要なあらゆるリソースが集積するプラットフォームを構築し、創業から育成、VCファンド運営による成長資金の供給と、継続的な活動支援を展開しています。

2024年には、東京都の公募・選定を経て大学発スタートアップ等促進ファンド投資事業有限責任組合(「ASA」ファンド)を設立。国内・海外との連携の下、新たなディープテック・スタートアップ創出の拠点形成を目指しています。

 

概要  アカデミア関連スタートアップ・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立  2016年 1月
株主  国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ 261
代表者 代表取締役社長 植田浩輔
URL  https://www.utokyo-ipc.co.jp/

 

 

【お問い合わせ】
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ 261
TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183
Email: info2@utokyo-ipc.co.jp
担当:河合将文

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