Heartseed株式会社への出資を決定
印刷する東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)が運営する協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下「協創1号ファンド」)は、iPS細胞を用いた心筋再生医療の早期事業化を目指すバイオ創薬企業Heartseed株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:福田恵一、以下Heartseed)に対して新規リード投資家として5億円の出資を行いました。今回のHeartseedへの投資は、新規投資家株式会社メディカルインキュベータージャパン、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ、三井住友トラスト・インベストメント株式会社等、並びに既存投資家SBIグループ、ニッセイ・キャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、株式会社メディパルホールディングス、伊藤忠ケミカルフロンティア株式会社との総額40億円規模の共同投資となります。
協創1号ファンドは、東京大学関連ベンチャーの育成促進と、東京大学を取り巻くベンチャーキャピタルの質・量の充実、を中心に据えて運用を行なうことで、東京大学の周辺に持続可能なイノベーション・エコシステムを構築し、世界のベンチャー創出拠点の一つとなることに寄与することを目的としています。具体的な運用として、これまでに6つのベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)と、20社以上の東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行い、現在も積極的に東京大学関連ベンチャーへの直接投資を行っています。
Heartseedは、慶應義塾大学医学部循環器内科福田研究室のシード技術を用いて2015年に設立されたバイオベンチャーで、そのScientific Advisory Boardを務める東京大学医学部心臓外科小野稔教授の協力の下、研究開発が推進されています。再生医療研究の拠点である慶應大学と重症心不全治療をリードする東京大学との力強い協働、更にはその他大学・研究機関との密接な協力により、革新的な医療を世界に届けることが期待されます。
Heartseed CEO福田恵一博士は「iPS細胞を用いた心臓の再生医療を実現するにあたって、この度の東京大学協創プラットフォーム開発の参画を歓迎致します。力を合わせて難治性疾患の治療の扉を開きたく存じます。」と述べています。
今回ラウンドをリードし、Heartseedの取締役に就任予定の東大IPCのパートナー大堀誠は「Heartseedの革新的な創薬活動に参加させて頂くことを大変光栄に思います。Heartseedの独自技術と創意に満ちたチームが心筋再生医療を発展させ、日本そして世界の人々の健康と医療に貢献することを大いに期待しています。」と述べています。
東大IPCは、イノベーション・エコシステムの発展のため、ベンチャーキャピタルやオープンイノベーションを推進する企業との連携とともに、東京大学関連ベンチャーへの直接投資による育成促進を更に進めていきます。
Heartseed株式会社について
概要 iPS細胞を用いた心筋再生医療の事業化を目指す創薬ベンチャー企業
設立 2015年11月
所在地 東京都新宿区大京町12-9 アートコンプレックス・センター302
代表者 代表取締役 福田恵一
URL http://heartseed.jp/
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について
概要 東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立 2016年1月
株主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 大泉克彦
URL https://www.utokyo-ipc.co.jp/
【お問い合わせ】
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183 / Email: info2@utokyo-ipc.co.jp
担当パートナー: 大堀 誠