コネクテッドロボティクス株式会社
外食産業向け調理ロボットシステムの開発・販売を行う
事業概要
コネクテッドロボティクスは 「食産業をロボティクスで革新する」をミッションに、2017年より調理ロボットシステムの開発をスタートさせ、2019年には、経済産業省のスタートアップ育成支援プログラム「J-Startup」に選定された。
これまでに「たこ焼きロボット」「ソフトクリームロボット」「そばロボット」「フライドポテトロボット」「検品ロボット」「盛付ロボット(Delibot)」など、食材を扱う数々なロボットシステムを開発し、実際の店舗や工場に導入してきた。フードロボットの開発から導入、メンテナンスまでを一気通貫で行うことのできる国内唯一の企業である。
コネクテッドロボティクス社は、高い技術力 × ソフトウェア特化の組み合わせによって狭い調理場や作業場でのロボットの実装を可能にした。これらのテクノロジーによって食産業における人手不足や低生産性、過酷な労働条件といった社会課題の解決を目指している。
起業の経緯
創業者は東京大学・京都大学大学院にてロボット制御やコンピュータサイエンスを修得したのちに、レストランをつくりたいと考え、新卒で外食チェーンに就職。そこで飲食店の経営や労働環境のシビアさを体感した。その後、ロボットコントローラの開発を経て独立し、何度か起業と失敗を経験する。調理ロボットの事業を思い立ってピッチイベントで優勝したことをきっかけに、食産業に特化したロボットサービス事業をスタートさせた。
強みや競争優位性
ロボットコントロールとAI(人工知能)が他社にはない強みである。
飲食店等の狭小スペースで利用できるロボットシステムを低価格で実現。用途に最適なロボットアームを選定し、汎用性の高いロボットコントロール技術で既存店舗・工場に導入が可能。機械学習を活用することで、不定形・柔軟・多品種である食品の扱いを自動化する。シミュレーションにより、試作にかかるコストの削減・実運用までの期間を大幅に短縮でき、スムーズな導入が可能である。
- 本社住所
- 東京都小金井市中町2-24-16
農工大・多摩小金井ベンチャーポート
- 設立年月日
- 2014年2月10日