グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合へのLP出資を決定
Print東京大学関連ベンチャーへの支援を目的としたLP出資を決定
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「UTokyo IPC」)が運営する協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合(以下「IPC1号ファンド」)は、事業会社との連携で豊富な実績をもつ独立系のベンチャーキャピタルであるグローバル・ブレイン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 百合本安彦、以下「GB社」)が運営するグローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合(以下「GB6号ファンド」)に対して、5億円を上限とするLP出資を行うことを決定しました。
IPC1号ファンドは、東京大学関連ベンチャーの育成促進と、東京大学を取り巻くベンチャーキャピタルの質・量の充実、を中心に据えて運用を行なうことで、東京大学の周辺に持続可能なイノベーション・エコシステムを構築し、世界のベンチャー創出拠点の一つとなることに寄与することを目的としています。その具体的な運用として、まずシード・アーリーステージの東京大学関連ベンチャーをハンズオンで支援する複数のベンチャーキャピタルへのLP出資(ファンド オブ ファンズ)を開始しており、GB6号ファンドへの出資はこの一環となります。
1998年に設立されたGB社は、ITやモノづくり分野を中心に、アーリーステージのベンチャー企業をハンズオンで支援する独立系ベンチャーです。旗艦ファンドであるグローバル・ブレイン1~5号ファンドをはじめとし、大企業のCVC(Corporate Venture Capital)を3本共同運営するなど、今までにファンド運用総額500億円を運用し、9社のIPOや26社のM&Aといった実績を出してきました。また、ベンチャー企業を大企業と繋げるアライアンス支援に積極的に取り組み、対等な関係で双方にメリットをもたらす協業関係の構築に取り組んできました。更に、シリコンバレー、韓国、シンガポールに海外拠点を設立し、日本のベンチャーの海外展開と、海外ベンチャーの日本進出支援を両面でバックアップしてきました。
2016年12月に組成されたGB6号ファンドでは、従来のITやモノづくり分野に加え、東京大学をはじめとするアカデミアとの連携を深める新しい取り組みをはじめ、幅広い分野のベンチャー企業に投資する方針です。
また、GB社は、今までにアクセルスペース社やレアジョブ社、Mist Technologies社など12社以上の東京大学関連ベンチャーへの投資実績を豊富に有していることや、GB社の海外拠点を活かし東京大学関連ベンチャーのグローバル化を促進することを期待し、この度の出資を決定いたしました。
今回のLP出資にあたりGB社の百合本安彦社長は、
「GBはロボティクス、AI、化学などの領域で活躍してきた元技術者や研究者のキャピタリストを擁し、さらに事業開発経験者、戦略コンサルティングファーム出身者など幅広い人材がいることで、技術と事業の両面で支援を行う体制がある。積極的に東京大学関連ベンチャーへの投資、バリューアップを行うことで東大のエコシステム形成に寄与したい」と抱負を語ってくれています。
UTokyo IPCは、GB6号ファンドへのLP出資と、GB社との協力関係を構築することで、東京大学関連ベンチャーの更なる育成促進をすすめていきます。
■グローバル・ブレイン株式会社について
概要 CVC運営に強みを持つ独立系ベンチャーキャピタル
設立 1998年1月
所在地 東京都渋谷区桜丘町10番11号
(海外拠点)シリコンバレー、韓国、シンガポール
代表者 代表取締役 百合本安彦
■東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(UTokyo IPC)について
概要 東京大学関連のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立 2016年1月
株主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷三丁目40-10 三翔ビル本郷6階
代表者 代表取締役社長 大泉克彦
URL https://www.utokyo-ipc.co.jp/
【お問い合わせ】
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
東京都文京区本郷三丁目40-10 三翔ビル本郷6階
TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183
担当:河原三紀郎
Email: information@utokyo-ipc.co.jp