東大IPCとは
東大IPCは、2016年、東京大学が100%資本を持つ
投資事業会社として設立されました。
投資事業、起業支援、DEEPTECH DIVEの3つの活動を通して
東京大学のイノベーションエコシステム拡大を担う機関です。
東大IPCは、2016年、東京大学が100%資本を持つ
投資事業会社として設立されました。
投資事業、起業支援、DEEPTECH DIVEの3つの活動を通して
東京大学のイノベーションエコシステム拡大を担う機関です。
アカデミア発のイノベーションを
社会実装するためのプラットフォームとして。
協創1号ファンド、AOI1号ファンド、そしてASAファンド。
総額600億円に迫る3つのファンドを運用して投資事業を行なっています。
東大のほか、国公立・私立大学、並びに研究機関と連携して
起業支援プログラム、1stRoundを年2回実施しています。
人材プラットフォームDEEPTECH DIVEを運営し、
研究者、技術者、経営者、社会人経験者らの
ディープテック領域への進路をサポート。
また、学部生、院生のスタートアップへのインターンシップ参画も支援。
これらの活動を通じて、東大IPCは東京大学の
イノベーションエコシステム*の更なる拡大を目指しています。
東大IPCは、これら「投資事業」「起業支援」「DEEPTECH DIVE」という
3つの事業を柱としながら
東京大学および他の国立大学の内外における
イノベーションエコシステムの拡大を目指しています。
アカデミアと産業界をつなぎ、
官民学がスムーズに連携するための潤滑油として機能することで
日本のコーポレート・イノベーションを加速させていきます。
東大IPCは、ライフサイエンス・医療、宇宙、ロボット・ハードウェア、ITサービス、人工知能(AI)、環境、アグリテックなどの、社会を大きく変える可能性を秘めたディープテック領域において、多種多様なベンチャー企業を支援しています。
支援先企業の多くは、東京大学をはじめとするアカデミアの学術・教育・研究の成果をベースとして起業に至っています。
東大IPCの母体である東京大学は「世界の公共性に奉仕する大学」であることを掲げており、当社もまた、ファンド投資を通じて世界の公共性の実現のために、ESG(Environment, Social, Governance)およびSDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)達成への貢献を目指しています。
東大IPCは、アカデミアのシーズを基にした起業家や創業期ベンチャーを支援しています。
具体的施策の1つとして、東大を含む国立・私立大学、並びに研究機関と連携し、インキュベーションプログラム「1stRound」を年に2回開催しています。このプログラムで採択されたチームには、活動資金や各種開発リソースそしてキャピタリストや専門家による半年間のハンズオン支援が提供されます。
大学発のテクノロジーを社会に還元していく手段のひとつとして事業化や起業が挙げられますが、研究者やエンジニアにとって、独りで起業することは容易ではありません。
東大IPCは1stRound採択先ベンチャーに対して、事業計画の立案、チームビルディングや法人化のサポートを行います。またベンチャーと産業界との連携を促し、適切なパートナー企業を見つけて協業できるよう、コーポレートイノベーションを推進しています。
これらのきめ細かい伴走により、アカデミア周辺ベンチャーの成功事例を増やし、さらなる事業創発を促していきます。
もちろん、上記の1stRoundの公募期間中でなくとも、常に東京大学内外からの相談を受け付けており、起業を検討する研究者に対して、随時アドバイスや支援を行なっています。
東大IPCでは、CxO志望者、エンジニア、研究者、副業志望者、インターン志望者などを含む多彩な人材ネットワークを構築し、アカデミア系ベンチャーへの人材の流動を活性化するために、DEEPTECH DIVEという人材プラットフォームを運営しています。
DEEPTECH DIVEへの登録者には定期的な情報提供を行い、希望者には対面やオンラインでの個別カウンセリングを、全て無償で行なっております。
東大IPCは職業紹介許可を取得しており、ベンチャー企業に対するハンズオン支援のひとつとして、DEEPTECH DIVEの登録者とベンチャー各社の求人のマッチングを行うこともあります。
このDEEPTECH DIVEは、大学の修士課程、博士課程の在籍者が「研究室に所属する」もしくは「企業に就職する」という進路に加えて、第三の選択肢として「ベンチャーで研究を続ける」という道を切り開く上でも利用いただいております。